ホワイトニングで口元から若々しく！

2023年12月2日

ホワイトニングとは何か？

ホワイトニングはご自分の歯を専用の薬剤を用いて白くする治療です。歯を削らずに白くすることができ、歯を白くすることで歯の再石灰化が促進され虫歯への抵抗力の向上も期待できます。

歯科用ホワイトニングの人気の理由

近年著名な方々の歯が白いのをメディアを通じてご覧になられる方も多いとお思います。
歯をホワイトニング治療により白くすることで、口もとを若々しく演出できるほか、笑顔の際に歯が白く見えることで清潔感や素敵な印象を与えられると考えられます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとはクリニックで行うホワイトングです。基本的には当日（一日）でホワイトニングを行うことが可能です。

＜利点＞

• 速い結果が得られる：１日で治療を行うため、ご自宅で行うホームホワイトニングと比べ、短い期間で歯を白くすることが可能です。
• 歯科医師・歯科衛生士による治療：最近では医療機関ではない場所でのホワイトニングもありますが、クリニックで行うため安全性の確保された薬剤とホワイトニングスキルで白くする効果を高めています。
• 高濃度の漂白剤の使用：医療用のホワイトニング材料は高濃度での使用が可能なため、歯を白くできる効果が高いです。

＜欠点＞

• 費用：ホームホワイトニングと比べると、費用は少し高くなります。
• オフィスへの通院が必要：ご自宅でできない分、クリニックへの通院が必要です。当院では１日の２時間ほどで処置が可能です。
• 一時的な歯がしみる：オフィスホワイトニングの最中や処置の後から歯がしみたり、痛むことがございます。お薬の効果で歯髄（歯の神経）が一時的に刺激を受けることによる症状です。１週間ほどで症状が落ち着きます。

ホームホワイトニング

＜利点＞

• 自宅での利用が可能：ご自宅で定期的なホワイトニングが可能です。クリニックでホームホワイトニング専用のマウスピースを作成してからお好きなタイミングで始めることができます。
• 費用：オフィスホワイトニングと比べると、安価です。

＜欠点＞

• 結果に時間がかかる：使用期間が２週間で効果が得られます。薬剤の効果によって徐々に歯を白くします。
• 正確な使用方法が必要：基本的には１日２時間使用し、２週間の継続が必要です。オフィスホワイトニングと比較すると即日の効果は得難いのが特徴です。
• 一部の感度があることがある：個人差はございますが、使用中や使用後に歯がしみることや鈍痛を自覚することがあります。おおよそ１週間ほどで症状は改善されます。

どちらを選択すべきか

個々の状況に応じた選択肢

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うことが白くなります。両方が難しい場合には片方の選択となります。お仕事などでお忙しく、一回のホワイトニングで可能な限り白くしたい場合はオフィスホワイトニングがおすすめです。
ホームホワイトニングを選択する場合はご自宅にいながらできるというメリットがあります。またオフィスホワイトニングの薬剤はホームホワイトニングよ薬剤より濃度が高く、効果が得られる反面、治療後の痛みを伴う場合が多いです。ホームホワイトニングは痛みに弱い方で、時間をかけて白くしたい方におすすめです。

予算、時間、歯の感度などを考慮

前述の通り、オフィス・ホームによる両方が効果が得られやすいです。どちらか片方を選択される場合は、クリニックでしっかりと説明を受けられたのちに、始めることをお勧めします。ご自分の歯をどこまで白くしたいか、また白くなりにくい歯もありますのでぜひ一度ご相談ください。

ホワイトニングのアフターケア

白い歯を保つためのヒント

これは必ず起きることですが、ホワイトニングをしてからずっとその白さが継続されることはなく、必ず後戻りをします。特に私たち人間は毎日食事から栄養を摂ります。また飲み物も生体維持には必要です。着色しているものは基本的にステインなどを含むため、時間と共に歯は元の色に戻ろうとします。代表的な食事や飲み物はカレー・コーヒー・ワインなどが挙げあれます。しかし、日々嗜好されるものだと思いますので、制限が難しいかもしれませんが、頻度を抑えることで着色は軽減することができます。

ホワイトニング後の歯の健康維持

ホワイトニング後から６ヶ月で後戻りをしてきます。その白さを維持していくためには、６ヶ月ごとに再度ホワイトニング（血タッチ）を行うことを推奨しています。日々、コーヒー・ワインなどを嗜好されている方でも、６ヶ月に一度ホワイトニングを継続していただくことで白さを維持することにつながります。また定期的なPMTC（クリニックでの着色除去）を行っていただくとより効果が持続します。

ホワイトニングの安全性について

正しい使用方法の重要性

ホワイトニング薬剤の使用方法については、基本的にカウンセリング時の方法・時間を厳守しいただく必要があります。
特にホームホワイトニングの使用時間・方法が大切です。必要以上に長時間または長期間使用する場合は歯や歯肉に痛みや損傷を伴うことがありますので、使用方法に関しては歯科医師の指示のもとご使用いただく必要がございます。

まとめ

歯を白くする方法の代表がホワイトニング治療です。ご自分の歯を削らずに、自然の白さを引き出す治療方法です。ご自分の歯を白くすることで、口元から若々しくできると思います。
ぜひ一度ホワイトニング治療についてご相談ください。本日も最後までお読いただきありがとうございました。

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