快適な毎日を取り戻しましょう

入れ歯・義歯治療の目的は、歯を失った方々が再び健康で美しい笑顔を取り戻し、快適な日常生活を送ることができるようサポートすることです。適切な入れ歯・義歯治療により、噛む力が回復し、食事の楽しみや栄養バランスを改善することができます。また、発音や話すことが困難になることを防ぎ、自信を持ってコミュニケーションが取れるようになります。入れ歯・義歯治療は、歯を失った方が健康的で充実した生活を取り戻す上で、非常に重要な役割を果たします。

オーダーメイドの入れ歯治療

当院では、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの入れ歯治療を提供しています。お口の形や歯の状態、機能性や見た目の希望に応じて、最適な入れ歯・義歯を作成することを目指しています。違和感の少ない装着感と、自然で美しい見た目を実現いたします。

樹脂で作られたノンクラスプデンチャーや、金属を用いた丈夫な入れ歯など、患者さまのニーズに応じたさまざまな種類の入れ歯を提供しています。経験豊富な医師と最先端の技術・設備を駆使して、患者さまが安心して治療を受けられる環境を整えております。

部分入れ歯

部分入れ歯は、歯が欠損している部分だけを補うための義歯です。歯の一部が失われている場合や、周囲にまだ自分の歯が残っている場合に適した治療法です。部分入れ歯は、残っている歯で支えます。

総入れ歯

総入れ歯は、上顎または下顎の全ての歯が失われている場合に適用される治療法です。総入れ歯は、顎の形に合わせて作られ、口腔内に適切にフィットするようにデザインされています。総入れ歯は、適切な噛み合わせを提供し、食事や会話などの日常生活を快適に過ごすことができます。

丈夫で噛みやすい金属を用いた入れ歯

金属を用いた入れ歯は、耐久性に優れ、長期間使用することができます。また、噛み合わせが良く、食べ物をしっかりと噛み切ることができます。当院では、極力薄くした、丈夫で噛みやすい入れ歯を提供しております。違和感の少ない快適な使用感が得られます。

保険適用なので治療費が安く、製作期間も短いのがメリットです。ただし、金属のバネが見えてしまうため入れ歯を装着していることがわかりやすいというデメリットがあります。

金属を使用しないノンクラスプデンチャー

金属を使用しないノンクラスプデンチャーは、美しく自然な見た目と快適な装着感が魅力の入れ歯です。従来の金属製のバネを使用しないため、金属アレルギーの方や金属が目立つことを懸念される方にもおすすめです。

自然な見た目
金属のバネを使用しないため、笑ったときや話をしているときに入れ歯が目立つ心配がありません。周囲の人に入れ歯を装着していることが気づかれにくく、自然な笑顔を演出できます。
金属アレルギーの心配が不要
金属を使用していないので、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。アレルギーの心配がなく、幅広い患者さまに適応できる入れ歯です。
快適な装着感
ノンクラスプデンチャーは軽くて柔らかいため、装着時の違和感が少ないです。痛みや圧迫感が軽減され、長時間の使用でも快適です。
破損しにくい
柔らかい素材のため、落としても割れることがほとんどありません。お手入れの際に、少々力強く磨いてしまったとしても壊れにくくなっています。
周囲の歯への負担軽減
金属バネがないため、周囲の歯への圧迫が少なく、歯や歯茎へのダメージが軽減されます。残りの自分の歯を長く保つことができます。
劣化が早い
金属の代わりに樹脂を使用しており、年数が経つにつれ維持力が弱くなっていきます。そのため、2〜3年程度で作り直しが必要になります。
修理・調整が難しい
従来の入れ歯と素材や製造過程が異なるため、修理や調整が難しいです。破損した場合は、修理ではなく作り直しになることが多くあります。

入れ歯の管理方法について

入れ歯は取り外し可能なので、毎日入れ歯を洗ったり適切に保管したりする必要があります。

• 入れ歯を清潔に保つ

  入れ歯は毎日の手入れが大切です。食事後や就寝前に、歯ブラシを使って丁寧に汚れを落としましょう。また、口腔内も清潔に保つことが重要ですので、丁寧な歯磨きを続けてください。

• 入れ歯の保管方法

  入れ歯を外した際は、専用のケースに保管しましょう。乾燥を避けるために、水や入れ歯洗浄液に浸けておくことが望ましいです。
  ただし、高温の場所には置かないでください。床に使用される樹脂は熱に弱いため、変形や劣化の原因となることがあります。

• 入れ歯の修理について

  もし入れ歯が壊れたり、破損したりした場合は、無理に使わずにすぐに歯科医院にご相談ください。専門の技術者が適切な修理を行い、快適に使用できるようにします。 自分で修理を試みると、さらなる損傷やフィット感の低下を招くことがあります。

入れ歯・義歯治療についてのよくある質問

Q入れ歯は入れたまま寝ていいですか？

A

寝るときは入れ歯を外すことをおすすめします。入れ歯は固定する際に歯や歯茎に多少の負担がかかるため、休ませる時間が必要です。寝るときに入れ歯を外すことで、歯や歯茎がリラックスしトラブルを防止できます。また、夜間に入れ歯洗浄剤に浸けておくと、毎日きれいな状態で入れ歯を装着することができます。

Q入れ歯になると味が変わりますか?

A

入れ歯になっても、基本的に味覚に大きな変化はありません。ただし、最初は違和感や口の中の感覚が変わるため、味が変わったように感じることがあります。慣れることで、味覚は元に戻ります。

Q入れ歯は何年ぐらいで作り替えたほうが良いですか？

A

一般的に、金属製の入れ歯は5〜7年ごとに作り替えることが推奨されています。
樹脂製のノンクラスプデンチャーは劣化が早いため、2〜3年ほどで作り替えが必要になります。
ただし、個人差や使用状況により、作り替えの時期は変わってきます。定期的に歯科医院で検診を受け、適宜調整を行いながら適切な時期に作り替えることが大切です。

Q入れ歯を入れると話しにくくなりませんか？

A

最初は違和感や口の中の感覚が変わるため、話しにくく感じることがあります。しかし、徐々に慣れていくと、話しやすくなります。適切なフィット感のある入れ歯を作成し、適宜調整することが大切です。

Qインプラントか入れ歯か迷っています。長所・短所を教えてください。

A

インプラントの長所は、自然な見た目と機能、周囲の歯に負担をかけずに治療できることです。短所は、治療期間が長く、費用が高いことです。入れ歯の長所は、治療期間が短く、費用が比較的安いことです。短所は、違和感や定期的な調整が必要になることです。
患者さまのお口の状態によって適切な治療法は異なりますので、迷われている場合は一度当院へご相談ください。

Q入れ歯の掃除は普通の歯ブラシで大丈夫ですか？

A

入れ歯専用の柔らかい歯ブラシも販売されていますが、通常の歯ブラシでも構いません。ただし、強く磨きすぎると入れ歯に細かい傷ができ、細菌が溜まりやすくなるので注意してください。
また、入れ歯洗浄剤も一緒に使用することをおすすめします。部分入れ歯用と総入れ歯用で分かれていることがあるため、購入の際はしっかり確認しましょう。